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第二十九回 喜多流 青年能

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目黒の喜多六平太記念能楽堂へ喜多流 青年能を鑑賞。以前のお能3曲にくらべれば少し控えめになりましたが、今回もすごいボリュームでした。とりあえず演目。 仕舞 桜川/田村 能 巴 狂言 文山賊 仕舞 富士太鼓 能 須磨源氏 附祝言 巴は2度目(夜桜能で観世流の…

能 空蝉

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横浜能楽堂にて、源氏物語千年紀を記念した連続公演の最終回。今回は宝生流による「空蝉」。これは100年前に廃曲にされたというものだそうなので、今日復曲して100年以上ぶりに舞台にかけられるということで、またまた大変貴重な経験でした。話の筋はおおむ…

能 落葉

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横浜能楽堂にて、源氏千年紀記念公演ももう4回目。今回は金剛流の「落葉」です。「落葉」は以前喜多流の青年能でも演じられていたのを観ましたが、金剛流のものとは曲が少し違うようです。今日はシテ方の声の通り、舞い、それに鼓の音の響きがとっても心地よ…

能 玉鬘

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源氏物語千年紀を記念した源氏能の第3回目。横浜能楽堂にて。 今回は喜多流による「玉鬘」。夕顔の娘の曲です。この曲、とてもスタンダードな構成になっていますね。僧(ワキ)が登場して、女(ツレ)が現われてなにやら意味深に故事を語ったりして、自分が幽霊…

喜多流 青年能

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土曜日は目黒で第二十八回 喜多流 青年能を観てきました。今年の1月に観た大学生有志の主催で行なわれた若者能と同じ能楽堂でしたが、今度は普通の(?)喜多流職分会の主催による若手能楽師の活躍の場である(たぶん)青年能です。喜多流には有望な若手がたくさ…

能 葵上

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横浜能楽堂にて。源氏千年紀を記念して上演される源氏物語を題材とした2回目。今回は「六条御息所」と題しているけど演目は「葵上」。この能をご存知の方ならすぐわかることだと思いますけど、この演目のシテが六条御息所(の生霊)なんですよね。ちなみに身重…

能 半蔀

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横浜能楽堂にて。源氏千年紀を記念して上演される源氏物語を題材とした能の最初のひとつ。夕顔を題材にしたのが「半蔀」(はじとみ)。とりあえず演目など。 馬場 あき子さんによるおはなし(解説) 加賀 美幸子さんによる「半蔀」の謡曲朗読 立花 能 半蔀 ちょ…

第四回 若者能

目黒の十四世喜多六平太記念能楽堂にて、(元?)学生が主催する若者能へいってきました。 なかなかの盛況ぶりでした。とりあえず演目。 * 仕舞 「烏頭(うとう)」 * 狂言 「柿山伏」 * 能 「土蜘蛛」演者も若手中心ということですが、仕舞の「烏頭」はきっちり…

青山能 三輪

表参道にお能を鑑賞に行ってきました。演目は以下の通り。 * 仕舞 「二人静」 * 狂言 「雁大名」 * 能 「三輪」「二人静」は是非観たい曲です。今回は仕舞(舞囃子)ということで面・装束はなくシテの舞の部分だけ。といっても「二人静」のクライマックスは静…

二人静

二人靜出版社/メーカー: 檜書店発売日: 1997/07メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (1件) を見るそして今日は以前から手に取ってみたいと思っていた種類の書籍を見つけることもできました。 能の謡本です。お能の話の設定や展開の解説、謡(…