ruby-trunk-changes r30757 - r30762

今日の大きな動きは RDoc の 3.5.1 がマージです。

kosaki:r30757 2011-02-02 00:32:08 +0900

st_table の num_entries 宣言に __extension__ がついている理由のコメントを追記しています。 bit field の long や long long のサイズの宣言はコンパイラ実装依存なので警告を抑制するために付けているとのこと。

svn:r30758 2011-02-02 00:32:09 +0900

version.h の日付更新。

drbrain:r30759 2011-02-02 09:03:05 +0900

ext/-test- などを svn:ignore に追加する property 変更です。

drbrain:r30760 2011-02-02 09:32:30 +0900

RDoc 3.5.1 がマージされています。差分いっぱいですがインデントとか括弧のありなしなどコードの整理だけのところが多いようです。例によってリリースノートを参照してください。 http://rdoc.rubyforge.org/History_txt.html

drbrain:r30761 2011-02-02 14:52:11 +0900

RDoc のマージの追加ファイルコミット漏れぶんを追加。

kosaki:r30762 2011-02-02 17:11:29 +0900

IO#fdatasync で fdatasync(2) が利用できない環境では fsync(rb_io_fsync) で代用するようにしています。また fdatasync() がエラーを返した時は fsync() に fallback するようにしています。ちなみに fsync() も fdatasync() もカーネルのIOバッファをディスクにフラッシュするというような意味で*1、fdatasync() のほうは更新時刻などのメタデータは書き込まないので高速というものだそうです。

*1:まあでもディスクにもキャッシュあったりして