ruby-trunk-changes r32229 - r32235

今日は文法のマイナーな変更と openssl の不具合(OpenSSL のバージョン間差異による問題)の修正などがありました。

tadf:r32229 2011-06-26 01:03:11 +0900

date_core.c の小さな変更です。インデントの修正や不要なブレースの削除。また gengo() という関数の返り値の型を VALUE から int に変更などです。

emboss:r32230 2011-06-26 10:32:03 +0900

OpenSSL の ASN1_put_eoc という関数が openssl 0.9.7 で未定義なので openssl_missing.c で定義を追加。また OpenSSL の ASN1_object_size() と ASN1_put_object() バージョン間の非互換を吸収するマクロを定義して利用するようにするようにしています。 [ruby-core:37286] [Bug #4916]

kosaki:r32231 2011-06-26 13:49:33 +0900

Mac OS X で [BUG] を表示する時に C のスタックトレースは CrashReporter という専用のディレクトリに出力されるのでそれを参照するようにメッセージが出力されます。そのメッセージの整形です。

shyouhei:r32235 2011-06-26 18:09:49 +0900

メソッド呼び出しの引数を区切るカンマが行末にあっても許されていた文法を禁止するように変更されています。「まつもとゆきひろさんからのパッチ」だそうです。すごく珍しいものを見たような気がします。