昨夜 ruby-1.9.3-preview1 がリリースされましたね。今日は 1.9.3 のブランチから Solaris でのビルド向けの修正が trunk に逆マージされたりその他不具合修正とテストの修正がありました。
nobu:r32770 2011-07-31 18:48:11 +0900
新規追加のファイルの svn property の変更。
nobu:r32771 2011-07-31 18:59:01 +0900
cygwin 版では pipe(2) で1つだけ file descriptor ができてもう一方は開けない(-1 が返ってくる)ということがあるらしく、errno=ENFILE でエラーにするようにしています。pipe なのに一方だけしかないなんでヒドい……。
yugui:r32774 2011-07-31 20:31:55 +0900
ruby_1_9_3 ブランチからのマージです。Makefile での何もしないコマンド(NULLCMD=":") を configure でその環境で利用できるものを確認して使うようにしています。 Solaris の標準の make でエラーになったそうです。
ktsj:r32781 2011-07-31 23:00:57 +0900
VM のフレームの構造で不要そうなメンバを削除しています。 [ruby-dev:43743] [Feature #4871]
yugui:r32784 2011-07-31 23:17:34 +0900
ruby_1_9_3 ブランチからマージ。 r32774 と r32783 と同様の変更を mkmf.rb が生成する Makefile にも対応。
yugui:r32785 2011-07-31 23:17:37 +0900
ruby_1_9_3 ブランチからのマージ。 VM 用の自動生成されるソースファイル *.inc を生成する時のコマンドも $(Q) を使ってコマンドラインの表示を抑制できるようにしています。
yugui:r32786 2011-07-31 23:17:40 +0900
ruby_1_9_3 ブランチからのマージ。 Solaris 上の gcc4 では signbit(3) がヘッダで宣言されていないので自前で宣言を追加しています。
yugui:r32787 2011-07-31 23:17:42 +0900
ruby_1_9_3 ブランチからのマージ。 enc/Makefile.in でも Solaris の make 向けの修正。
naruse:r32791 2011-08-01 12:10:02 +0900
文字列に #{ } という書き方を使って式の埋め込みをすると文字列の Encoding が ASCII-8BIT になってしまう(文字列中に非ASCII文字があると source encoding になるらしい)不具合を修正。concatstrings 命令で最初の部分文字列の複製を作って Encoding を受け継ぐようにしています。 [ruby-core:38635] [Bug #5126]
svn:r32792 2011-08-01 12:10:06 +0900
version.h の日付更新。
kazu:r32793 2011-08-01 12:21:43 +0900
ChangeLog の重複した行を削除。
drbrain:r32794 2011-08-01 14:25:13 +0900
RDoc 3.9.1 をマージしています。 ヘッダや cross reference のパースの不具合修正がされているようです。
shyouhei:r32795 2011-08-01 15:22:05 +0900
XMLRPC のテストの修正。テスト用に使っている WEBrick::HTTPServer に渡すオプションに :BindAddress => "localhost" を追加しています。 XMLRPC::Client.new3() が :host オプションの指定がない時に "localhost" に接続しようとするので、localhost が getaddrinfo(AF_UNSPEC) で返されるアドレスに名前解決されないような環境ではエラーになるからだそうです。
shyouhei:r32796 2011-08-01 15:36:09 +0900
PTY のテストで PTY.spawn に失敗したら skip するようにしています。多分 SELinux などで制限が厳しい環境で PTY を開けないとかのことだと思います。まあでも RuntimeError で rescue しているので Errno::EXXX 系の(SystemCallError の子クラス)ではないようですね。
drbrain:r32797 2011-08-01 15:45:43 +0900
rake のテストで ruby の実行体のファイル名を ruby と決め打ちにしていたのを修正しています。 [ruby-core:38597] [Bug #5114]
usa:r32799 2011-08-01 20:23:44 +0900
Process のテストで Windows 環境かどうか RUBY_PLATFORM でチェックして skip したり条件を変更したりしているのがたくさんあって、条件もまちまちだったので TestProcess#windows? メソッドにまとめています。また Process.spawn の file descriptor に :close オプションを渡すのは Windows 環境では close on exit が未サポートなのでやめています。