ruby-trunk-changes r34011 - r34015

今日は StringIO のエラーメッセージの修正、require の処理の潜在的な不具合修正などがありました。

nobu:r34011 2011-12-12 15:41:05 +0900

StringIO#truncate の引数に負の数値を渡した時の例外メッセージの typo を修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/65

svn:r34012 2011-12-12 15:41:10 +0900

version.h の日付更新。

nobu:r34013 2011-12-12 17:26:54 +0900

require でロードするファイルパスを検索するためにロードパスを探索する時に、相対パス(もありうる。 $LOAD_PATH に相対パスを入れるのはあまり推奨されないやりかただと思いますが)を絶対パスに展開して取得しないといけないのに展開しないままの配列を取得していたところを修正。実際にはこの前にロード済みの features のチェックをするところで先に展開済みのロードパスが取得されるようになっていたので表面化していなかったもので、ここを最適化するために手を入れると表面化するのだそうです( [Feature #5427] も参照のこと)。 [ruby-core:41545]. [Bug #5727]

naruse:r34014 2011-12-12 17:30:24 +0900

test/syck/test_array.rb のテストの間 YAML::ENGINE.yamler = 'syck' をセットしておくようにしています。

naruse:r34015 2011-12-12 17:30:27 +0900

README, README.ja のサポートするプラットフォームについての参照 URL が古くなっていたのを修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/62