ruby-trunk-changes r35273 - r35286

drbrain:r35273 2012-04-10 09:48:49 +0900

Zlib::Deflate#deflate の rdoc のサンプルコードで指定するフラグを Zlib::NO_FLUSH から Zlib::FINISH に変更しています。 inflate のサンプルと併せて実行してみるとエラーになるサンプルだったそうです。

svn:r35274 2012-04-10 09:48:54 +0900

version.h の日付更新。

drbrain:r35275 2012-04-10 09:57:40 +0900

String#split を空文字列について呼ぶと空の配列が返ることを rdoc に記述追加しています。 [ruby-core:31296] [Feature #3575]

naruse:r35276 2012-04-10 12:41:50 +0900

json の Bignum エンコードGC.stress = true 状態で実行するテストにタイムアウトをつけるようにしています。

ko1:r35277 2012-04-10 15:39:02 +0900

case 文の when に同じ条件のものが複数ある時に警告を出力しますが、その時に何番目の条件が重複しているのかをメッセージに含めるようにしています。 [ruby-core:41502] [Feature #5716]

naruse:r35278 2012-04-10 16:19:08 +0900

jsonGC.stress = true 状態でのエンコードのテストで GC.stress=true にするまえに GC.start で一度全GCするようにしています。

nobu:r35279 2012-04-10 16:26:35 +0900

rb_sprintf() などのフォーマット文字列整形で %{} や %<> で埋め込む要素を名前で指定する記法の名前部分が長すぎてオーバフローした時に例外を発生させる処理を入れています。

nobu:r35280 2012-04-10 16:53:24 +0900

Mac OS X 10.5 以前でのビルドのために pthread_get_stackaddr_np() と pthread_get_stacksize_np() のプロトタイプ宣言を追加しています。 [ruby-core:43376] [Bug #6170]

naruse:r35281 2012-04-10 18:23:11 +0900

Net::HTTP で body_stream を使って IO オブジェクトなどから body を流し込む場合に IO.copy_stream を利用するようにしています。 transfer-encoding ヘッダに chunked が設定されている時はヘッダをつけて書き込まないといけないので write メソッドを持つダミーのオブジェクトを作って渡して sendfile(2) を利用しないようにしています。 [ruby-core:40898] [Feature #5605]

naruse:r35282 2012-04-10 18:23:14 +0900

jsonGC.stress つきのテストのタイムアウトを 1秒から 5秒にのばしています。

nobu:r35283 2012-04-10 19:07:07 +0900

メッセージのエンコーディングの指定つきで例外を発生させる C の API rb_enc_raise() を追加しています。 [ruby-core:41160] [Feature #5650]

naruse:r35284 2012-04-10 19:19:28 +0900

open-uri のテストで WEBrick のサーバを利用しているところで、終了時に shutdown を呼んでから実際に完全に終了するのを確認するまで待つようにしています。

naruse:r35286 2012-04-10 20:56:09 +0900

jsonGC.stress つきテストのタイムアウトをさらに 5秒から 30秒に伸ばしています。