ruby-trunk-changes r36218 - r36225

nobu:r36218 2012-06-26 10:01:59 +0900

r36213 の IO.popen の実装のリファクタリングを revert しています。コマンドだけ指定した時にもシェルを経由してしまっていたため。 [ruby-dev:45812]

svn:r36219 2012-06-26 10:02:04 +0900

version.h の日付更新。

nobu:r36220 2012-06-26 16:46:24 +0900

各所で rb_check_convert_type() を使って Hash オブジェクトであることを確認/必要なら変換しているところを同じ内容の rb_check_hash_type() というユーティリティ関数があるのでそれを使うようにリファクタリングしています。

nobu:r36221 2012-06-26 16:46:26 +0900

make test で走る時の bootstraptest でファイル毎に改行して結果を表示していたのを結果が OK だったものはその行で結果を上書きして端末上に残さないようにして NG の時だけ結果が残るようにしています。

ko1:r36222 2012-06-26 17:01:35 +0900

pthread 版の thread 実装で USE_THREAD_CHECK というマクロが指定されていたら、Ruby の Thread の終了時に一度起動した pthread のスレッドを止めずに別の Ruby の Thread の実行(別の rb_thread_t)に使い回すという実装があるのですが(デフォルト off)、ここに malloc(3) の返り値をチェックしていない部分があったので修正しています。 [ruby-core:43960] [Bug #6235]

nobu:r36225 2012-06-26 22:35:00 +0900

sample/test.rb がオプションを解析するのに引数の最初のトークンだけチェックしていた(ARGV[0] だけ)のを引数全てをみるように修正しています。