今日は Windows 環境でのインストールの不具合、resolv.rb の不具合修正などがありました。
usa:r44307 2013-12-21 05:05:30 +0900
Windows 環境でのビルドで tool/rbinstall.rb を起動する時に RUBY_PLATFORM の値が間違っていたためインストールに失敗することがあったのを修正しています。 [ruby-core:58801] [Bug #9199]
svn:r44308 2013-12-21 05:05:37 +0900
version.h の日付更新。
usa:r44309 2013-12-21 05:46:21 +0900
パッケージを作るための tool/make-snapshot で version.h の RUBY_PATCHLEVEL_STR に preview や rc (release candidate) の表記に変更する対応を追加しています。 ruby -v した時に preview1 とか rc1 とか出るようになるわけですね多分。
tmm1:r44310 2013-12-21 06:07:00 +0900
r44302 で定義したマクロの英単語の typo 修正。
tmm1:r44311 2013-12-21 07:40:53 +0900
メソッドキャッシュの処理でクラス毎のキャッシュチェックのための番号を格納した rb_classext_t の class_serial にアクセスするために RCLASS_EXT() を使っていたのを、専用のマクロ RCLASS_SERIAL() を利用するようにリファクタリングしています。
nobu:r44312 2013-12-21 12:37:26 +0900
標準添付ライブラリ resolv.rb で /etc/resolv.conf ファイルの読み込み時にコメントに unicode 文字が含まれているとエラーになるため、バイナリモードで開くように修正しています。 [ruby-core:59239] [Bug #9273]
nobu:r44313 2013-12-21 13:00:31 +0900
File.symlink などのメソッドで SystemCallError (標準ライブラリやシステムコールのエラー)の Errno::EEXIST の時のメッセージで両方のパスが表示されるのを、作成する対象のパスのほうだけ表示するように修正しています。 [ruby-core:59202] [Feature #9263]
nobu:r44318 2013-12-21 16:18:18 +0900
r44312 で追加した resolv.rb のテストで実際に名前解決のためにサーバにアクセスしていたので、ファイルの parse 処理のみ行うように変更しています。 [ruby-core:59239] [Bug #9273]
a_matsuda:r44320 2013-12-21 16:41:13 +0900
tmm1:r44321 2013-12-21 18:45:50 +0900
r44312 で追加した resolv.rb のテストで利用するようになった tempfile の require を追加しています。