今日は拡張ライブラリ win32ole に新しい COM の型への対応を追加した他は主にドキュメントの修正でした。
zzak: r44780 2014-02-01 06:05:52 +0900
Numeric#step の rdoc 用コメントの 2.1 からのキーワード引数 :by, :to による新しい呼びかたのサンプルの typo を修正しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/522
svn: r44781 2014-02-01 06:05:55 +0900
version.h の日付更新。
zzak: r44782 2014-02-01 06:12:49 +0900
標準添付ライブラリ securerandom の rdoc 用コメントに利用する時は require "securerandom" を書いておくことを追記しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/518
zzak: r44783 2014-02-01 06:31:12 +0900
2.1 から追加された Eception#cause の rdoc 用コメントを追加しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/519
zzak: r44784 2014-02-01 06:40:18 +0900
標準添付ライブラリ drb の rdoc コメントに fork した時には DRb.start_service を呼び直さないといけないことを追記しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/514
fork するとメインスレッド以外の Thread が停止するからですが、親プロセスでも DRbServer が起動していたとすると fork してそのままだと fd leak もしてそうだし(多分 fork前の Thread 皆殺しの時には ensure 節の後始末が動かない)、fork する時は spawn(fork+exec)が推奨です。 fork してそのまま動かす場合でも親で DRb.start_service した状態から fork するのはあまりおすすめできないですねぇ。とりあえず動けばいいという程度のスクリプトならともかく。
suke: r44785 2014-02-01 15:16:42 +0900
拡張ライブラリ win32ole で Variant 型の種類(という表現でいいものか)を文字列で返す ole_typedesc2val() という関数で VT_RECORD という型の時に対応しています。ふーむなにやら User Defined Type ということなのでユーザが定義できる型みたいですね。そんなのどう対応するんだろう……。
charliesome: r44789 2014-02-01 20:08:15 +0900
ファイルの存在や種類などをチェックする Kernel#test メソッド(シェルスクリプトのコマンドの test の類似品)の rdoc 用コメントに、判定方法を指定する cmd 引数が整数だと書かれていましたが実際には1文字の文字列を渡すのでそのように記述を修正しています。 test メソッドなんて存在すっかり忘れてました。