ruby-trunk-changes r45278 - r45283

今日は昨日の openssl の変更のテスト追随や RB_GC_GUARD() による最適化からの保護の使いかたの修正などがありました。

naruse: r45278 2014-03-07 01:42:27 +0900

r45274 の openssl でデフォルトの設定を上書きしたのでテストが失敗していたのでテストコードのほうも追随させています。 [ruby-core:59829] [Bug #9424]

svn: r45279 2014-03-07 01:42:31 +0900

version.h の日付更新。

emboss: r45280 2014-03-07 12:15:39 +0900

で r45278 で openssl のテストを r45274 の変更に追随させたところで使ってたデフォルト値の定数を OpenSSL::SSL::SSLContext::DEFAULT_PARAMS を流用させるようにしています。うーんこれでいいのか? まあデフォルト値の内容自体のチェックは別にやればいいのかも(しかしそのテストはあるのだろうか)。

nari: r45281 2014-03-07 14:53:11 +0900

parse.y の関数マクロ TOK_INTERN() で利用していなかった引数を削除し、これにより使用されなくなったマクロ ENC_SINGLE() を削除しています。

normal: r45282 2014-03-07 19:21:28 +0900

vm_call0_body() と check_funcall_exec() で RB_GC_GUARD() で変数保護しているのを、その変数を利用した後に移動しています。

normal: r45283 2014-03-07 19:30:51 +0900

r45282 で修正した vm_call0_body() と check_funcall_exec() のところで(変更内容とは直接関係ないと思いますが) RARRAY_PTR() を利用していたところを RARRAY_CONST_PTR() を利用することで配列オブジェクトの RGenGC の shady 化を防いでいます。 [ruby-core:61360]