ruby-trunk-changes r45531 - r45533

今日は RGenGC の3世代バージョンでの Remember Set に入っているオブジェクトのマーク時の処理の変更がありました。

ko1: r45531 2014-04-08 22:36:02 +0900

RGenGC の 3世代バージョンを有効にするマクロ名を RGENGC_THREEGEN から RGENGC_AGE2_PROMOTION に改名しています。また 3世代バージョンの時に remember set からマークされるオブジェクトが infant (まだ GC を経験していない最も若い世代のオブジェクト)の時に young に promote せずに remember set に入れたままにしておくようにしています。コメントによると remember set に入っているオブジェクトは old になるべきだから、と書いてありますがどういうことかよくわかりません。ここで promote しないと他からの参照がないと infant のままなのでは?

svn: r45532 2014-04-08 22:36:06 +0900

version.h の日付更新。

knu: r45533 2014-04-08 22:55:57 +0900

標準添付ライブラリ mkmf の MakeMakefile#dir_config の rdoc コメントに call-seq を追加して idefault, ldefault 引数を渡す呼び方についての説明を追記しています。