今日は rb_bug() の OS X 向けのメッセージのハイライトや、先日の Enumerable#to_a の最適化で入った非互換の修正などがありました。
nobu: r50471 2015-05-12 15:49:51 +0900
SEGV した時などの rb_bugs() のダンプメッセージで OS X 用に crash report の添付を求めるメッセージの出力を preface_dump() という関数に切り出すリファクタリング。
nobu: r50472 2015-05-12 15:50:05 +0900
バグレポート時に crash report を送ってくれない人が多いので、OS X での rb_bug() のダンプメッセージで添付するように記述したメッセージ部分を赤と緑に色をつけて強調するようにしています。ぎゃー、目がー。
svn: r50473 2015-05-12 15:50:06 +0900
version.h の日付更新。
nobu: r50475 2015-05-12 16:22:57 +0900
さらに REPORTBUG_MSG という配列に入れていた OS X 専用のメッセージも preface_dump() の中で出力するようにして、また赤緑の配色を1文字毎ではなく単語毎にきりかえるようにしています。
ko1: r50476 2015-05-12 17:11:24 +0900
method.h から struct rb_call_info_struct という構造体の宣言(定義じゃなくて宣言だけされてた)を削除しています。
glass: r50477 2015-05-12 22:24:53 +0900
r50457 で Enumerable#to_a で size で整数以外を返すクラスに Enumerable を include していると to_a が例外を返すようになっていたので、整数が返ってきた時だけ capa の指定に使うようにしています。 ただ size の実装が to_a を使うようになっていると無限再帰になるという指摘もあるのでまだ問題ありそうですね。 [ruby-dev:48959] [Bug #11130]