今日は DEPRECATED_BY() というマクロ定義を追加して、可能なら古い関数名が参照された時に deprecated の警告を代替の指定つきで出すようにする変更などがありました。
hsbt: r50551 2015-05-20 09:50:30 +0900
r50540 の ChangeLog エントリにパッチ提供者のアカウント名を追記しています。
svn: r50552 2015-05-20 09:51:16 +0900
version.h の日付更新。
naruse: r50553 2015-05-20 11:24:17 +0900
vm_dump.c で libexec の backtrace() の戻り値を int 型の変数に代入しているところで、戻り値の型は size_t だったので明示的キャストを追加しています。
nobu: r50554 2015-05-20 13:13:05 +0900
configure.in の m4マクロの修正。 m4_pushdef しておいたのを m4_popdef で後始末するようにしているみたいです。 configure こわいですね…。
nobu: r50555 2015-05-20 13:15:40 +0900
r50554 に続いて configure.in の RUBY_FUNC_ATTRIBUTE の修正なんですが、__attribute__ のチェックで引数を持つ attribute にも対応しているそうです。もうこの変更読めないですね…。
nobu: r50556 2015-05-20 13:16:46 +0900
r50555 の RUBY_FUNC_ATTRIBUTE() の変更を利用して deprecated("by "@%:@n) と引数を持つ __attribute__ をチェックして DEPRECATED_BY マクロ定義するようにしています。
nobu: r50557 2015-05-20 13:21:08 +0900
include/ruby/ruby.h で r50556 で追加した DEPRECATED_BY() マクロが未定義の場合 DEPRECATED() で代替するようにしています。
nobu: r50558 2015-05-20 14:09:00 +0900
r50536 で r50506 での rb_data_object_alloc() と rb_data_typed_object_alloc() の rb_data_object_wrap() と rb_data_typed_object_wrap() への改名の影響を緩和するためソースレベル互換性のためにマクロで置換するようにしたのを、DEPRECATED_BY() を利用して古い名前を参照していたら警告を出すようにしています。
mame: r50560 2015-05-20 23:24:58 +0900
標準添付ライブラリ base64 の Base64.urlsafe_encode64 の rdoc コメントの markup の修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/905
