ruby-trunk-changes r52006 - r52010

今日は El Capitan 向けのビルドプロセスの修正などがありました。

nobu: r52006 2015-10-03 23:11:23 +0900

r51888 で追加した make test-testframework ですが make-all の一部としてではなく別のテストとして make check 時に実行されるようにしています。

svn: r52007 2015-10-03 23:11:47 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r52008 2015-10-04 00:09:47 +0900

tool/runruby.rb で使う ruby-runner というユーティリティを導入してそのソースコードを template/ruby-runner.c.in で作るようにしています。これは環境変数 LIBPATHENV を @LIBPATHENV@ で指定される環境変数にセットしてから execv(3) で ruby を実行するというもので、新しい OS XEl Capitan/bin/sh が DYLD_LIBRARY_PATH をクリアしてしまうのを回避するためだそうです。

svn: r52009 2015-10-04 00:10:59 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r52010 2015-10-04 01:28:23 +0900

r52008 で追加した template/ruby-runner.c.in で #define _POSIX_C_SOURCE 200809L というのを追加しています。 setenv(3) のためだそうです。