ruby-trunk-changes r52205 - r52208

今日は magic comment に "-*- ... -*-" という indicator が不要になる文法(?)の変更がありました。

nobu: r52205 2015-10-21 09:35:50 +0900

拡張ライブラリ date の extconf.rb で RbConfig::CONFIG["strict_warnflags"] に -ansi -std=iso9899:199409 などが入ってたら warnflags に追加するようにしています。 r52197 で date のビルド時のオプションから -std=iso9899:1999 を削ってましたが、ruby のビルド時にこのオプションが使われていたら date でも使うようにしているみたいです。

svn: r52206 2015-10-21 09:36:27 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r52207 2015-10-21 16:16:33 +0900

r52202 で追加した aclocal.m4 での colorize を make reconfig での configure 実行時にも有効にするように、CONFIGURE_TTY 変数で色付けの有無を指定するようにしています。 make reconfig の時は標準出力がパイプに繋がれてるから端末かどうかの判定で色付けされなくなるんですね。けど fgrep で絞ってから結局出力するので make reconfig 自体の出力が端末だったら色付けはすると。

nobu: r52208 2015-10-21 18:34:09 +0900

magic comment が "-*- ... -*-" で挟む必要がなくなりました。script encoding を指定するための magic comment が coding: だけで動くので自分も勘違いしてしまっていましたが、実は magic comment は "-*- ... -*-" が必須でした。 frozen_string_literal: true の導入で今後書くことも増えそうなので不要にしたみたいです。 [ruby-core:57574] [Feature #8976]