ruby-trunk-changes r53759 - r53770

今日は enc/unicode/casefold.h の生成用スクリプトの変更がありましたが、具体的な出力の変更まではなかったようです。

duerst: r53759 2016-02-07 10:39:26 +0900

enc/unicode/casefold.h をダウンロードした CaseFolding.txt を元に enc/unicode/case-folding.rb を使って自動生成するように common.mk にルールを追加しています。また enc/unicode/case-folding.rb で -m オプションで CaseFolding.txt の存在するディレクトリの指定で動かせるようにしています(が、これはビルド時には使ってないようです)。

svn: r53760 2016-02-07 10:39:27 +0900

r53759 の行末の空白除去。

duerst: r53761 2016-02-07 10:43:39 +0900

r53759 の ChangeLog 追加。

duerst: r53762 2016-02-07 11:16:12 +0900

r53759 で追加した enc/unicode/casefold.h の生成時のコマンドで enc/unicode/case-folding.rb に追加した -m オプションを利用するように変更しています。また enc/unicode/case-folding.rb で -m オプションが引数を受け取るようにできていなかったのを修正しています。

nobu: r53763 2016-02-07 11:40:52 +0900

ruby のオプション --disable-xxx や --enable-xxx で xxx の部分がサポートされてない名前だった時の警告に、現在サポートされている名前を表示するようにしています。 gems, did-you-mean, rubyopt, frozen-string-literal の4つですね。

duerst: r53764 2016-02-07 11:44:14 +0900

enc/unicode/case-folding.rb で CaseMapping と CaseMappingDummy というクラスを導入して、元となるデータの指定時に生成するようにしています。しかし今は中身はほとんどなくて使われてないようです。
しかしさっき r53762 で追加した ChangeLog が上書きされて消えていますね。

duerst: r53765 2016-02-07 14:12:44 +0900

r53764 に追加して enc/unicode/case-folding.rb の print_table というメソッドに CaseMapping を渡すようにして、表示する文字列に flags を埋め込むようにしています(今は flags は常に空文字列なので実際には何も変化していません)。

nobu: r53766 2016-02-07 19:21:27 +0900

ruby の --enable-xxx/--disable-xxx のオプションで指定できる feature 名を EACH_FEATURES というマクロで定義して enum feature_flag_bits の宣言と SET_FEATURE() の定義で使いまわすようにしています。

duerst: r53767 2016-02-07 22:10:20 +0900

enc/unicode/casefold.h の依存関係に UnicodeData.txt と SpecialCasing.txt というファイルも追加して enc/unicode/case-folding.rb で UnicodeData.txt を読み込んで MapItem というクラスのインスタンスを CaseMapping に保持するようにしています。 しかし結局 MapItem#flags は常に空文字列なので、まだ実際の動作には影響していないようです。あと SpecialCasing.txt はまだ読んでないですね。

svn: r53768 2016-02-07 22:10:21 +0900

r53767 の行末の空白除去。

nagachika: r53769 2016-02-08 04:40:05 +0900

r53764 で上書きされて消えてた r53762 の ChangeLog エントリを追加しています。

svn: r53770 2016-02-08 04:40:06 +0900

version.h の日付更新。