ruby-trunk-changes r53951 - r53957

今日は主にテストの結果出力の調整などがありました。

nobu: r53951 2016-02-27 10:56:43 +0900

test/lib/test/unit.rb で出力するパターンによって色付けをかえるために正規表現でマッチしているところで、改行が含まれないはずの文字列に chomp を呼んでいたところがあったのを不要なので削っています。

svn: r53952 2016-02-27 10:56:44 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r53953 2016-02-27 10:56:44 +0900

CRuby のテスト用のライブラリで --jobs-status オプションに渡せる引数に none を追加しています。none の時は options[:job_status] に nil を入れるようにしています。しかしこの後置 if 付きの (type || :normal if type != :none) は脳内 parseが難しいですね。

nobu: r53954 2016-02-27 11:01:57 +0900

test/lib/test/unit.rb で @options[:job_status] が :replace でない時の出力も Test::Unit::Statusline::Output を使って出力するようにしています。

nobu: r53955 2016-02-27 13:16:44 +0900

テストでメッセージの出力方法を少し変更したり、skip 時の出力の順番を調節したりしているようです。

nobu: r53956 2016-02-27 14:10:44 +0900

並列テストで job_status=normal の時には結果を受け取った worker のぶんの出力のみ行うようにしています。

duerst: r53957 2016-02-27 17:06:17 +0900

enc/unicode/case-folding.rb の CaseMapping#flags で titlecase 用のテーブルに既に同じ文字のエントリがないかチェックをして、同じ内容で別のインデックスを使ってしまわないようにしています。またこれを使って enc/unicode/casefold.h も再生成しています。