ruby-trunk-changes r55944 - r55949

今日も主にビルドプロセスの修正やリファクタリングがありました。

nobu: r55944 2016-08-16 21:36:40 +0900

enc/unicode/casefold.h の生成時に対象のディレクトリを掘るコマンドを追加しています。 [ruby-core:76879] [Bug #12677]

nobu: r55945 2016-08-16 22:01:30 +0900

Unicode のデータファイルを加工するツール tool/enc-unicode.rb と template/unicode_norm_gen.tmpl でデータファイルを開く時にバイナリモードで開くようにしています。 バージョン 9.0.0 からファイルに非ASCII文字が含まれるそうです。

nobu: r55946 2016-08-16 22:02:33 +0900

make dist で tool/make-snapshot に Unicode のバージョンの指定を引数で渡すようにしています。

nobu: r55947 2016-08-17 10:13:00 +0900

tool/make-snapshot で GZIP という環境変数がセットされてたら削除してパッケージ作成時のコマンドにセットしなおすようにしています。環境変数 GZIPgzip コマンドに解釈されてデフォルトの引数になるそうなので、暗黙の挙動じゃなくて明示的にコマンドラインから渡すようにするってことかな。
[追記]最近のgzip環境変数GZIPに対してdeplicated警告を出すようになってるからだそうです。[/追記]

svn: r55948 2016-08-17 10:13:01 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r55949 2016-08-17 16:20:23 +0900

標準添付ライブラリ mkmf.rb で生成する Makefile の CLEANLIBS という変数への代入やルールの記述で拡張ライブラリの共有ライブラリファイルのパスをを組み立ててたのを TARGET_SO という Makefile の変数を参照させるようにリファクタリングしています。