ruby-trunk-changes r56666 - r56674

今日は主に ChangeLog の自動生成用のツールの整備などがありました。

kazu: r56666 2016-11-08 00:26:10 +0900

NEWS ファイルに r56607 の Enumerator::Lazy#chunk_while の追加について追記しています。

svn: r56667 2016-11-08 00:26:11 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r56668 2016-11-08 15:39:46 +0900

tool/vcs.rb で git を使う時に IO.popen を専用のメソッドに再定義した時に :chdir オプションが必要かどうかチェックして自動でつけるようにして、tool/make-snapshot の -srcdir オプションが省略された時に不要な :chdir オプションを付けないようにしています。 [ruby-core:78036] [Bug #12908]

nobu: r56669 2016-11-08 16:45:19 +0900

tool/vcs.rb の VCS::GIT で srcdir がローカルのファイルパスだった場合に File.realpath で絶対パスにしておくようにしています。

nobu: r56670 2016-11-08 16:47:23 +0900

r56656 で tool/vcs.rb で ChangeLog を自動生成する時に git svn log を利用するようにしてましたが、git-svn を利用していない working copy で実行できないので git log で出力したものを整形するように修正しています。

naruse: r56671 2016-11-08 18:31:52 +0900

r56645 で削除した ChangeLog を doc/ChangeLog-2.4.0 として復活させています。 また doc/ChangeLog-2015 は削除して doc/ChangeLog-2016 を追加しています。自動生成で tool/make-snapshot が年ごとの ChangeLog をベースにするので1つはファイルがないといけないからですね。

svn: r56672 2016-11-08 18:31:53 +0900

r56671 で追加した doc/ChangeLog-2.4.0 と doc/ChangeLog-2016 の svn property を設定しています。

nobu: r56673 2016-11-08 19:44:21 +0900

tool/vcs.rb で実行ディレクトリがソースディレクトリと異なる場合に対応するため IO.popen を r56668 で導入した cmd_read_at に変更しています。

a_matsuda: r56674 2016-11-08 20:57:00 +0900

標準添付ライブラリ uriURI.escape の省略可能な第2引数のデフォルト値についての rdoc 用コメントの修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1151