今日は VM 命令列のコンパイラのリファクタリングおよびドキュメントの修正がありました。
kazu: r57028 2016-12-08 21:58:26 +0900
doc/extension.rdoc および doc/extension.ja.rdoc で関数のプロトタイプの表示で関数ポインタの型で引数を指定しない時の表記に ANYARGS マクロを利用するようにしています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1473
nobu: r57029 2016-12-08 22:51:34 +0900
r57025 で配列内のリテラルの最適化のために切り出した static_literal_node_p() を判定機能だけにして、値をセットするのは static_literal_value() という関数に分離しています。
nobu: r57030 2016-12-09 11:57:57 +0900
Ruby VM から内部的に利用されるメソッドの実装 m_core_hash_merge_ary() はどうも未使用だったらしく、削除してそれを呼び出すように命令列をコンパイルしていたところが通ったら compile_bug() でエラーにするようにしています。
svn: r57031 2016-12-09 11:57:58 +0900
version.h の日付更新。
nobu: r57032 2016-12-09 11:59:55 +0900
load.c のインデント修正のみ。
nobu: r57033 2016-12-09 12:25:20 +0900
include/ruby/ruby.h において RTEST() と NIL_P() というマクロに RB_TEST() と RB_NIL_P() と prefix を追加して、同じヘッダ内ではこの prefix つきの新し名前を使うようにしています。古い名前も別名として #define して残しています。