ruby-trunk-changes r59430 - r59438

今日は標準添付ライブラリ csv のキーワード引数対応の追加修正などがありました。

eregon: r59430 2017-07-27 21:10:23 +0900

mspec を upstream からマージしています。

svn: r59431 2017-07-27 21:10:24 +0900

r59430 の新規作成ファイルの svn property 設定。

eregon: r59432 2017-07-27 21:10:41 +0900

rubyspec の upstream からのマージ。

svn: r59433 2017-07-27 21:10:42 +0900

r59432 の新規作成ファイルの svn property 設定。

nobu: r59434 2017-07-27 21:17:56 +0900

rb_vm_t の trap_list を構造体の固定長 vector にしていたのを、構造体メンバをそれぞれ同じサイズの vector に組み直しています。 safe が unsigned char なので構造体をまとめてひとつの要素にする vector にすると padding でメモリ使用量が無駄になるので、構造体サイズの削減のために組み直しているみたいです。

nobu: r59435 2017-07-27 21:25:42 +0900

rubyspec の C API のテスト用の拡張ライブラリで read(2) の戻り値を受け取る変数の型を int から ssize_t に修正しています。

nobu: r59436 2017-07-27 21:54:55 +0900

svn:auto-props プロパティを設定しているようです。おそらく新規ファイル追加時に自動で svn property を設定するようにして、svn さんによる追加コミットを抑制するようにしているのだろうと思います。

glass: r59437 2017-07-28 16:46:20 +0900

r59428 の標準添付ライブラリ csv のキーワード引数対応で、CSV.filter の第1引数が必須になっていたり、その他挙動が変化していたところがあったのを追加修正しています。options をキーワード引数で置換するのって細かい挙動を考えると結構面倒な場合がありますよねー。 [ruby-dev:50190]

svn: r59438 2017-07-28 16:46:21 +0900

version.h の日付更新。