ruby-trunk-changes r66682 - r66688

今日はテスト用証明書の期限切れに伴なう更新や Complex の四則演算で演算子メソッドの再定義が一部きかなくなる部分があったことの修正などがありました。

naruse: r66682 2019-01-02 07:49:55 +0900

r66681 で追加したテストで Integer#+, Float#+, Rational#+ などを再定義する際に警告抑制のため先に undef しておくようにしています。

svn: r66683 2019-01-02 07:49:58 +0900

version.h の日付更新。

mrkn: r66684 2019-01-02 10:36:39 +0900

complex.c のインデント修正のみ。

kazu: r66685 2019-01-02 12:08:20 +0900

net/xxx 系ライブラリのテストのための証明書の更新。期限切れっぽいですねー。backport しておかねば。

kazu: r66686 2019-01-02 12:29:01 +0900

r66685 に続いてテスト用の証明書の更新。 OU の指定が足りなかったから、かな?

mrkn: r66687 2019-01-02 13:18:34 +0900

test/net/imap/Makefile を test/net/fixtures/Makefile に移動しています。 r56836 でテスト用の証明書を移動した時にこの証明書作成のための Makefile を移動し忘れてたみたいです。

mrkn: r66688 2019-01-02 13:25:11 +0900

r62701 で complex.c の f_add(), f_sub(), f_mul() などで最適化のパスとして PRESERVE_SIGNEDZERO というマクロによる分岐を消した時に意図せずメソッドの再定義が反映されなくなっていたのを修正しています。このマクロ今は常に未定義なので中身ごと消してもよさそう、と(わたしが日記で)コメントしてますが、よくみると中身を全部消してなくて 0 の時の最適化が残っているので、その時にメソッド再定義されていても無視して直接計算していたのが影響していたようです。うーん、ちゃんと読んでなかったな。 [ruby-core:90843] [Bug #15491]