今日は主に標準添付ライブラリ reline の vi mode でのコマンドの実装追加などがありました。
[b17797a694] aycabta 2020-01-17 04:44:07 UTC
標準添付ライブラリ reline の vi mode で 't' で次に入力した文字が出現する位置までを選択する機能が実装されてなかったので追加しています。
[3b407abe9b] aycabta 2020-01-17 11:17:23 UTC
同じく標準添付ライブラリ reline の vi mode で 'F' による逆向きの文字検索の機能を実装しています。
[f451bb5406] Lars Kanis 2020-01-17 18:30:28 UTC
irb の completion のコードで Array#append を呼んでいたのを Array#push を呼ぶように変更しています。 ActiveRecord でも Array#append というメソッドが追加されていたらしいのですが、ruby 2.5 から本体にも Array#append が追加されて複数引数を受けとるように Array#push の alias として定義されたので、古い rails との互換性のために append ではなく push を直接使うほうが良いとのことです。なるほどなー。
[51a8055d7d] Kenta Murata 2020-01-16 04:13:35 UTC
irb の IRB::Context#newline_before_multiline_output というオプションを追加して、これに true を指定すると複数行編集時に評価した値の表示する時に空行を追加するようにしています。
[93ca212dda] Kenta Murata 2020-01-20 00:38:52 UTC
51a8055d7db8a6ae35a9f624700c0910ec20aeb8 で編集バッファが複数行になっているかの判定に Enumerator を使ってたのを正規表現で判定するようにリファクタリングしています。 /\A.*\Z/ で判定できるのかー。 m オプションがついてない正規表現では "." は改行にはマッチしないかつ末尾の改行は無視されるからか。
[2943ebd240] aycabta 2020-01-21 00:30:30 UTC
標準添付ライブラリ reline の vi mode での vi_change_meta という "c" に続く選択で指定した範囲を置換するキーの処理が空っぽだったのを実装しています。
[32fb6c8c11] git 2020-01-21 00:53:46 UTC
version.h の日付更新
[97d75639a9] 卜部昌平 2020-01-21 05:21:15 UTC
rb_class_clear_method_cache() で rb_serial_t * にキャストしてから dereference した値を VALUE の変数で受けてたのを rb_serial_t に型を変更しています。環境によっては VALUE のほうが幅が小さいので情報が落ちる可能性がありました。
[8113f3fee4] Koichi Sasada 2020-01-21 07:58:00 UTC
make run.gdb で run.gdb を生成する時に rb_assert_failure() と rb_bug() にも break point を初期化時にセットするようにしています。
[1de7941ff8] Kazuhiro NISHIYAMA 2020-01-21 09:04:20 UTC
標準添付ライブラリ un.rb の rdoc 用コメントに引数の DocumetRoot は省略可能になっているのに記述が追随していなかったのを修正しています。