ruby-trunk-changes 2020-01-27 - ruby trunk changes

今日は GC.verify_compaction_references に実装の ruby 化や Float#round の half キーワード引数の Encoding チェック追加などがありました。

29eb1b16028928139dcaa236beb6d351c85f434c で追加した array.rb の Array#shuffle の実装で C から移植してきたのでセミコロンが残ってたのを削っています。

version.h の日付更新

miniinit.o の依存関係に 29eb1b16028928139dcaa236beb6d351c85f434c で追加した array.rb を追加しています。

rubyspec の Array#shuffle と Array#sample の引数に to_hash が呼ばれることを確認したテストを削っています。引数処理部分が ruby 実装になってキーワード引数がきれいに扱われるようになったので、かな。

GC.verify_compaction_references というメソッドの実装も gc.rb の ruby 実装に移植しています。

Float#round や Integer#round の half キーワード引数に渡された文字列が ASCII 非互換なエンコーディングの文字列だったら検査前に Encoding::CompatibilityError 例外を発生させるようにしています。

insns.def の concatstrings 命令のコメント内の typo 修正。

af899503a646f20d63d4aa2f358894b98f85dab7 で ruby 実装に移植した GC.verify_compaction_references の rdoc 用コメントの call-seq の戻り値が nil であると書かれてたのを hash に変更しています。