ruby-trunk-changes 2024-06-22

今日は主に GC の実装のすりかえに環境変数ではなくコマンドラインオプションの指定を利用するようにする変更や拡張ライブラリ socket の名前解決の割り込み時の処理の修正などがありました。

[bd583ca645] Koichi Sasada 2024-06-21 12:45:27 UTC

拡張ライブラリ socket で getaddrinfo(3), getnameinfo(3) の呼び出し時にシグナルで割り込みがあった時に SystemCallError 例外を発生させずにリトライするようにしています。

[90763e04ba] Peter Zhu 2024-06-20 17:25:30 UTC

GC の実装を共有ライブラリですりかえる時に環境変数 RUBY_GC_LIBRARY_PATH を用いて指定するようにしていたのをやめてコマンドラインオプション --gc-library=xxx で明示的に指定させるようにしています。通常のコマンドライン引数処理ではなくてその前に strcmp(3) で切り出しているので引数とのあいだはかならず "=" で繋ぐ必要がありそうです。

[dd378c5a24] Nobuyoshi Nakada 2024-06-21 17:16:16 UTC

configure の --with-opt-dir に相対パスが指定された時に絶対パスに展開して格納しておくようにしています。

[cab0d03037] Nobuyoshi Nakada 2024-06-22 01:58:32 UTC

dd378c5a2483002d50053cf81d00004c1fb3c8bd の続きで configure のオプション --with-opt-dir の引数の絶対パスへの展開時の環境によるパスのデリミタの違いを考慮するように? しています。

[73b7eebf07] Yuta Saito 2024-06-22 05:04:49 UTC

cab0d03037d8bc2fce19d1ba2d709f1436890f01 のさらに再修正で configure の cross compiling 時の miniruby の代替のコマンドラインに ac_abs_builddir という変数を使うようにしてましたがこの変数が空の時にエラーになるのでその対処をしています。

[d122a68863] Nobuyoshi Nakada 2024-06-22 09:48:14 UTC

configure で --enable-shared オプションを処理するのを Windows 環境(共有ライブラリの拡張子が .dll の環境)では除外するようにしています。win32/mkexports.rb で処理しているので不要とのこと。