今日は主に IO::Buffer の不具合修正続き、パッケージ作成とテストの GitHub Actions の workflow の移植、File.join の不具合修正などがありました。
[26ee2c2e82] Jeremy Evans 2026-05-18 01:03:51 UTC
fafb55877aaf34592278eb3ef9ba3f61473d0a56 で Refinements 利用時の super でスタックオーバーフローなどが起きるのを修正した時に Method/UnboundMethod の arity や parameters が変化してしまっていた? という不具合を修正しているようです。
[143b652955] Étienne Barrié 2026-05-18 15:04:12 UTC
gc.c で mark root を aed64ade9dd71d3a8604f1ab703d50404dc38109 で link list から配列に変更した時に SIZED_REALLOC_N() マクロの戻り値を再代入していましたが、このマクロ自体が再代入を含むように展開されるためコンパイラで警告が出ていたのを修正しています。
[8d170ee4b6] Takashi Kokubun 2026-05-18 15:53:47 UTC
ZJIT の統計情報用カウンタの名称変更。 https://github.com/ruby/ruby/pull/16994
[f57fadb57d] Takashi Kokubun 2026-05-18 15:57:54 UTC
ZJIT の Rust 実装のテストのテストメソッドを分割するリファクタリング。 https://github.com/ruby/ruby/pull/16993
[871177408b] Peter Zhu 2026-05-17 14:14:57 UTC
Binding#eval の rdoc 用コメントの filename や lineno 引数の説明を追記しています。
[4351ee9652] B6 2026-05-18 17:01:05 UTC
ZJIT の中間表現 HIR の GetSpecialSymbol および GetSpecialNumber 命令の型アノテーションを強化しています。 https://github.com/ruby/ruby/pull/17012
[7e8d94dec0] Earlopain 2026-05-18 17:28:43 UTC
doc/language/format_specifications.rdoc のフォーマット指示子の説明から %F という対応していない指示子が含まれていたのを削っています。
[50c5b9a19f] Nobuyoshi Nakada 2026-05-19 00:03:38 UTC
Thread のテストでファイルの内容を読み出すコマンドとして Windows 環境では cat のかわりに type コマンドを使うように対応しています。
[f0addda2cd] Nobuyoshi Nakada 2026-05-19 00:43:19 UTC
50c5b9a19f4c2851d1ae766b6728ca1ab52d6701 の Windows での type コマンドを利用する変更を revert しています。誤ってコミット(push)したものみたいです。
[90ed85f91e] himura467 2026-05-18 08:24:17 UTC
IO::Buffer#^ メソッドでも IO::Buffer#slice で作られた slice で元のバッファが解放されたものを使った時に異常終了する可能性があったので例外発生させるようにチェックを強化しています。
[e846e51daa] Nobuyoshi Nakada 2026-05-19 01:19:06 UTC
File.join で一時バッファの文字列のサイズが 0 の時に配列の領域を越えてアクセスする可能性があった不具合を修正しています。
[171cb0925a] Nobuyoshi Nakada 2026-05-19 01:51:09 UTC
File.join の実装でさらに文字列オブジェクトのバッファの末尾に NUL 文字が含まれることを前提とした実装が残っていたので len を尊重するように修正しています。
[37fe088e0e] Burdette Lamar 2026-05-19 02:41:51 UTC
拡張ライブラリ strscan の StringScanner#scan_integer の rdoc 用コメントを強化しています。 https://github.com/ruby/strscan/pull/206
[399727de3b] Sampo Kuokkanen 2026-05-18 13:59:10 UTC
特異クラスについてのテスト test/ruby/test_metaclass.rb で呼ぶメソッド名を間違えて意図したテストになっていなかったところを修正しています。
[bc8fc5da91] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 03:55:47 UTC
GitHub Actions にリリースパッケージの作成時のテスト(作成した tarball からのビルドとテスト)を行う workflow を追加しています。これまて ruby/actions という別のリポジトリで daily で動かしてたものを ruby/ruby 本体で行なうようにしているようです。
[11465260ab] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 04:06:51 UTC
bc8fc5da9116f40e9f44a795b97cdbe991206515 からの続きで GitHub Actions でパッケージでのテストを行う workflow で tool/make-snapshot は master ブランチの最新のものを使うための git checkout を追加しています。
[942f45b2af] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 04:33:34 UTC
bc8fc5da9116f40e9f44a795b97cdbe991206515 からの続きで GitHub Actions でパッケージでのテストを行う workflow で template injection を防ぐために展開する内容を環境変数を経由するようにしています。
[07e79c381a] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 04:38:52 UTC
bc8fc5da9116f40e9f44a795b97cdbe991206515 からの続きで GitHub Actions でパッケージでのテストを行う workflow で daily での実行も行うようにしています。
[540ffb4a74] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 04:41:21 UTC
bc8fc5da9116f40e9f44a795b97cdbe991206515 からの続きで GitHub Actions でパッケージでのテストを行う workflow の step 名の typo 修正。
[e65d75790e] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 04:43:40 UTC
bc8fc5da9116f40e9f44a795b97cdbe991206515 からの続きで GitHub Actions でパッケージでのテストを行う workflow のために追加した独自アクションで -archname の引数をアクションの引数として指定できるようにしています。
[2c8d3e1612] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 04:54:41 UTC
bc8fc5da9116f40e9f44a795b97cdbe991206515 からの続きで GitHub Actions でパッケージでのテストを行う workflow でブランチ名の指定を環境変数 BRANCH に集約して安定版ブランチへのバックポート時の変更をラクにするためみたいです。
[9af2c5527d] Hiroshi SHIBATA 2026-05-19 05:24:26 UTC
bc8fc5da9116f40e9f44a795b97cdbe991206515 からの続きで GitHub Actions でパッケージでのテストを行う workflow で古い macOS 版でも make test-bundler-parallel を実行するようにしています。
[efd35db39c] Nobuyoshi Nakada 2026-05-15 07:57:15 UTC
rb_load_entrypoint() という関数が要素数 2 の Array オブジェクトを渡して中身を取り出して load_entrypoint_internal() を呼ぶ、という引数になってたのですが不要になっているとのことで直接 2引数を渡すように変更しています。
[6c140117e7] Piotr Kubaj 2026-05-18 12:13:34 UTC
Fiber 用の coroutine 実装の ppc64le 向けの coroutine_transfer に、ELFv2 ABI で要求される global entry prologue というのを追加しています。詳細な説明はコミットログをみてもらったほうがいいですが PLT 経由で呼ばれた時に不正なアドレス参照になる可能性があったので ABI の作法に従うようにしたというものみたいです。