ruby-trunk-changes r66700 - r66707

今日は Hash の要素数が少ない時の実装のちょっとした最適化や標準添付ライブラリ rdoc の rdoc 用コメントの修正などがありました。

ko1: r66700 2019-01-04 10:59:49 +0900

Hash の要素数が少ない時の array による実装に使う構造体 ar_table_entry のメンバー hash の型を VALUE から st_hash_t に変更し、また st_hash_t を st_data_t として typedef 定義していたのも st_index_t に修正しています。

svn: r66701 2019-01-04 10:59:54 +0900

version.h の日付更新。

ko1: r66702 2019-01-04 16:49:00 +0900

Hash の要素数少ない時の array 実装の ar_lookup() でテーブルサイズが 0 の時(つまり空の時)は先に分岐して return するようにしています。 hash 値計算が無駄なので先に分岐したほうが速いということらしい。

nobu: r66703 2019-01-04 17:22:27 +0900

Object#methods の rdoc 用コメントのマークアップの閉じタグが間違ってたのを修正。

kazu: r66704 2019-01-04 18:10:10 +0900

標準添付ライブラリ rdoc と rexml の rdoc 用コメントのマークアップの閉じタグが間違ってたのを修正。

nobu: r66705 2019-01-04 18:25:32 +0900

標準添付ライブラリ rdoc の rdoc 用コメントで関数名を2つまとめて TT タグで括ってたのを1つずつ分けるように修正しています。

nobu: r66706 2019-01-04 18:41:13 +0900

標準添付ライブラリ rdoc の rdoc 用コメントでマークアップの追加と、サンプルの C のソースコードの関数宣言のスタイルが古かったので今採用しているものに修正しています。

nobu: r66707 2019-01-04 18:49:32 +0900

標準添付ライブラリ rdoc の rdoc 用コメントで rdoc の derective について書いているドキュメントで directive が解釈されてしまわないようにエスケープを追加しています、多分。