ruby-trunk-changes r66898 - r66905

今日は rubygems の更新や SyntaxError のメッセージの改善の続きなどがありました。

eregon: r66898 2019-01-21 21:31:10 +0900

r66893 で benchmark/app_aobench.rb に追加した srand(0) の呼び出しをファイル先頭のほうに移動しています。

eregon: r66899 2019-01-21 21:31:20 +0900

benchmark/app_aobench.rb で PPM ファイルのヘッダ書き出し時に format にない余計な引数があったのを削っています。

eregon: r66900 2019-01-21 21:31:29 +0900

benchmark/app_aobench.rb では実際にレンダリングした画像を出力するコードはコメントアウトされているのですが、一部コードが足りてなかったのでコメントアウトされた状態で追加しています。

nobu: r66901 2019-01-22 10:56:26 +0900

r66836 で configure.ac で warnflags を置換する sed の引数が間違ってたのを修正しています。

svn: r66902 2019-01-22 10:56:35 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r66903 2019-01-22 15:24:59 +0900

parse.y で最近何度かにわけて SyntaxError の時に unexpected token の例外メッセージに内部的な token 名が表示されるのをわかりやすい名前で表示するようにしてきていましたが、トークン名をクオートして表示するようにしています。

hsbt: r66904 2019-01-22 15:28:04 +0900

rubygems に upstream の 3.1.0.pre1 をマージしています。コマンドラインオプションや rubygems.org の認証用の環境変数の対応追加など機能的な追加もあるようです。

nobu: r66905 2019-01-22 16:25:08 +0900

r66903 で追加した parse.y のマクロ yystpcpy() の ripper 利用時のダミーの定義を削除しています。そして Init_ripper() の中で yystpcpy の参照を追加しています。うーんよくわからないのですが bison のバージョンによる違いの対応みたいです。