ruby-trunk-changes r67066 - r67073

今日は主にビルドプロセスというかファイルの依存関係の記述の修正などがありました。

nobu: r67066 2019-02-13 21:02:08 +0900

r67064 および r67065 のさらに続き。 rb_bug() などのエラーメッセージをチェックするテストで、バックトレースの底のところの位置の表示に "block in" がついてるケースを許容するようにしています。コミットログみると END{} を使って書かれた時のなんらかの対応らしい。

nobu: r67067 2019-02-14 00:19:26 +0900

win32/Makefile.sub の ext/ や gems/ の clean 系のターゲットで削除時のエラーは無視するようにしています。

svn: r67068 2019-02-14 00:19:28 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r67069 2019-02-14 00:20:50 +0900

r67063 での C API テスト用の拡張ライブラリで write(2) の戻り値を無視してたので警告になってたのを修正してましたが、戻り値を受ける変数が int だったのでまた別の警告になってたので ssize_t に修正しています。

nobu: r67070 2019-02-14 00:34:08 +0900

r67067 の win32/Makefile.sub の再修正。エラーメッセージも抑制するため for コマンドをかっこでくくっています。

nobu: r67071 2019-02-14 00:48:36 +0900

common.mk および Makefile.in で gems/clean、gems/distclean、gems/realclean などのターゲットであやまって ext/{,dist,real}clean.mk への依存関係が追加されてたのを削除しています。

nobu: r67072 2019-02-14 14:40:08 +0900

r67057 で common.mk の依存関係の記述で $(hdrdir)/ruby.h を使うようにした時に $(top_srcdir)/include/ruby.h のほうが消されてなかったので消しています。また enc/unicode.o から enc/unicode/10.0.0/ のヘッダへの依存関係も $(UNICODE_HDR_DIR)/ を使ったものと重複していたので消しています。

nobu: r67073 2019-02-14 14:42:14 +0900

tool/update-deps で拡張ライブラリでひとつ上の階層のディレクトリのヘッダを参照してるケースなどでも "$(srcdir)/../" のように srcdir 変数を使った記述になるように対応して、いくつかの拡張ライブラリの depend ファイルに適用しています。