ruby-trunk-changes r67124 - r67128

今日は statx(2) 対応が AIX でビルドエラーになっていた問題の修正などがありました。

k0kubun: r67124 2019-02-23 11:17:54 +0900

rubyspec で pipe の読み込み端が閉じられたら書き込み時に Errno::EPIPE が発生することを確認する spec を MJIT 有効時に実行しないようにしています。 MJIT worker 用に起動したプロセスで複製された fd が閉じずに残ってる可能性があって稀に失敗するそうです。 [ruby-core:90895]

svn: r67125 2019-02-23 11:17:57 +0900

version.h の日付更新。

k0kubun: r67126 2019-02-23 11:22:05 +0900

rubyspec の rbconfig.rb のテスト? で RbConfig::CONFIG['rubylibdir'] と RbConfig::CONFIG['archdir'] の内容を確認するテストを MinGW では実施しないようにしています。こんなテストもあるのか。

hsbt: r67127 2019-02-23 12:43:58 +0900

拡張ライブラリ json に upstream から 2.2.0 をマージしています。 Set に as_json や to_json メソッドを生やす変更があります。

glass: r67128 2019-02-23 13:42:48 +0900

birthtime のために statx(2) を利用する対応の影響で AIX でエラーがあったのを修正。 AIX にも statx(2) は存在しているのですが、関数のシグネチャ(引数の型)が異なっていているので、AIX では statx() の存在チェックを行なわないようにしています。