ruby-trunk-changes r30615 - r30621

このたび CRuby のリポジトリのコミット権限をいただくことになりました。コミットを読んで不具合報告したり修正パッチを投稿したりを続けていたら kosaki さんに推薦して頂きました。ありがとうございました。先程 svn+sshリポジトリをチェックアウトして、ひとしきり感慨にひたってました。今後ともよろしくお願いします。

さて今日は主に configure 関係の修正でした。gcc の警告をエラー扱いにするオプションに関するものと、Windows 環境のプラットフォーム認識についての修正がありました。

kosaki:r30615 2011-01-20 23:34:39 +0900

configure.in にもうひとつ -Werror=implicit-function-declaration の影響でチェックに失敗していた関数があったので #include を追加しています。

akr:r30616 2011-01-20 23:59:59 +0900

node.h の関数マクロの引数にかっこをつける修正です。

svn:r30617 2011-01-21 00:00:01 +0900

version.h の日付更新。

kosaki:r30618 2011-01-21 00:38:44 +0900

gcc のオプション -Werror=implicit-function-declaration をつけるようにしたので configure.in で関数のチェックをする時に生成するソースも宣言を生成するようにしている模様。

kosaki:r30619 2011-01-21 00:40:04 +0900

r30615 に他のテストの修正が一緒に入ってしまっていたのでそこだけ revert しています。

luislavena:r30620 2011-01-21 09:18:20 +0900

64bit mingw 環境での OS 名を x86_64-w64-mingw32 にするようにしています。[Bug #3889] [ruby-core:32634]
mingw の名前については少し前に 64bit の時は w64 を使うようにするという方針にするんだった思うので、これでいいのかなぁ。

nobu:r30621 2011-01-21 18:15:30 +0900

configure で関数のチェックをする間は -Werror= オプションを消して、関数の定義が宣言されていない時などにエラーになって関数の有無のチェックがうまく働かない可能性に対応しています。