今日は rdoc 3.6.1 のマージ、64bit Windows 版の DLL 名称変更、公開(?)API の変更を元に戻すなどの変更がありました。そろそろ 1.9.3 リリースに向けて仕様 fix される頃合いですね。
kosaki:r31580 2011-05-15 23:51:09 +0900
rb_fd_copy() を rb_fd_dup() に(win32 版は rb_w32_fdcopy -> rb_w32_fd_dup())名称を変更しています。 [ruby-dev:43538] [Bug #4674]
kosaki:r31581 2011-05-15 23:57:35 +0900
r31395 で修正した rb_fd_copy() の実装を復活させています。多分利用されていないであろう API ですが互換性について保守的な方針を取るようにしています。 [ruby-dev:43538] [Bug #4674]
kosaki:r31582 2011-05-16 00:33:23 +0900
r31579 で追加した Process.kill のテストで Process.spawn の :pgroup オプションを利用していたのでこれが有効なプラットフォームでのみテストするようにしています。すみません、てっきり Process.kill 自体がなくてスキップされるものかと……。
svn:r31583 2011-05-16 00:33:27 +0900
version.h の日付更新。
emboss:r31584 2011-05-16 05:15:38 +0900
OpenSSL::ASN1 のドキュメント追加です。
structues -> structures, reprensenting -> representing, preferrably -> preferably ですかね。
drbrain:r31585 2011-05-16 05:50:49 +0900
drb/acl.rb にドキュメントを追加しています。
drbrain:r31586 2011-05-16 08:00:21 +0900
rdoc の 3.6.1 をマージしています。 C のソース解析を修正して、 rb_define_class_under() の第3引数に rb_path2class() を使ってクラス/モジュール名からクラス/モジュールを取り出しているケースに対応しています。 OpenSSL::Digest の書き方に対応。
rdoc ってこんなふうにごりごり C を解析してクラスの関係を検出しているんですね。
usa:r31587 2011-05-16 11:22:27 +0900
win32 版の ruby を 32bit, 64bit 版それぞれで DLL 名が衝突してしまうため 64bit 版のほうは名称に CPU 種別を付加するようにしています。 [ruby-dev:43426] [Feature #4602]
usa:r31588 2011-05-16 11:23:27 +0900
r31587 の ChangeLog のエントリにチケット番号の参照を追加。 [ruby-dev:43426] [Feature #4602]
nagachika:r31589 2011-05-16 21:20:53 +0900
というわけで typo 修正と行末の空白を削除しています。