ruby-trunk-changes r32203 - r32211

今日も主に openssl の不具合修正でした。

emboss:r32203 2011-06-22 22:28:18 +0900

OpenSSL::SSL::Session#time= が整数として Fixnum は受け付けるのに Bignum は例外にしていたのを受け付けるように修正。 [ruby-dev:43869] [Bug #4919]

nahi:r32204 2011-06-22 22:39:56 +0900

OpenSSL::SSL::Context のコールバックで OpenSSL に対してセッションを解放する(参照数をデクリメントする)かどうかを指定できるようになっていましたが、実際には OpenSSL に対して常に 0 を返して参照数を管理すべきなので、Ruby のコールバック(Proc)の返り値に依らず 0 を返すように修正しています。

sorah:r32205 2011-06-23 13:33:13 +0900

signal.c の関数定義(ruby_atomic_exchange) の改行を追加して体裁の修正。

svn:r32206 2011-06-23 13:33:18 +0900

version.h の日付更新。

nahi:r32207 2011-06-23 16:22:37 +0900

lib/webrick/accesslog.rb のインデントの修正のみです。

sorah:r32208 2011-06-23 18:20:21 +0900

ChangeLogtypo 修正です。

nahi:r32211 2011-06-23 19:36:09 +0900

OpenSSL::SSL::Session#time= と OpenSSL::SSL::Session#timeout= の実装はマクロで共有されていたのですが、timeout= のほうは Time を受け付けないのが正しいので分離して、型のチェック部分を変更しています。 [Bug #4919]