今日は OpenBSD 対策と socket の定数の rdoc 追加などがありました。
naruse:r32730 2011-07-29 16:17:32 +0900
OpenBSD 向けの configure.in の修正です。最近 OpenBSD の開発者の Jeremy Evans さんが ruby-core で、というか 1.9.3 のサポートプラットフォームについてのチケットで ruby のビルドやテストの実行について協力してくださっているので OpenBSD での動作用の修正がぽつぽつ入ってきています。これはコンパイラオプションで pthread ライブラリを指定するのが OpenBSD では -lpthread という形式じゃなくて -pthread と書くらしいのでプラットフォームをみて変更しています。 [ruby-core:38572]
naruse:r32731 2011-07-29 16:17:35 +0900
これも OpenBSD 用の workaround。 Process.setrlimit のテストで RLIMIT_NOFILE を 0 にすると OpenBSD では固まるらしいので(!?) 1をセットするように変更しています。
svn:r32732 2011-07-29 16:17:36 +0900
version.h の日付更新。
naruse:r32733 2011-07-29 16:17:37 +0900
これは FreeBSD 用。IO.popen のテストの1つ(test_popen_fork)を FreeBSD ではskip させていたのが動くようになったようで実行するようにしています。
naruse:r32734 2011-07-29 17:01:45 +0900
r32731 の変更は子プロセスで実行させるためにファイルに書き出す ruby スクリプトに書かないといけなかったので移動。
ん、しかしそうするとトップレベルで return することになるのと rlimit_exist? は親プロセスのほうで定義されているので1行目は移動しなくてよかったのではないでしょうか。
akr:r32735 2011-07-29 19:03:25 +0900
ext/socket/mkconstants.rb で socket 関連の C の定数を Ruby の定数として定義するためのコード生成をしているところで、定数の rdoc コメントを一緒に出力するようにしています。 [ruby-core:37853] [Bug #4989]
akr:r32736 2011-07-29 20:29:49 +0900
r32735 で定数用のコード生成の元データを TAB 区切りとしてパースしていたのを連続する空白文字で区切るように変更しています。
akr:r32737 2011-07-29 20:52:28 +0900
で定数のコメント部分の typo 修正。
nagachika:r32738 2011-07-29 22:14:59 +0900
というわけで r32734 で移動してしまった return 文を戻しています。ついでに OpenBSD についてのコメントも limit 代入文のところに移動。