ruby-trunk-changes r32871 - r32878

今日は Dragonfly BSD 向けの修正がいくつかありました。

naruse:r32871 2011-08-07 00:44:06 +0900

ext/tk/lib/tk/wm.rb で レシーバなしのメソッド呼び出し(Tk::Composite#epath)をレシーバを明記する記法に変更しています。ローカル変数はないのでどっちでもいいんでしょうけど周囲にあわせてるんだとおもいます。

svn:r32872 2011-08-07 00:44:21 +0900

version.h の日付更新。

naruse:r32875 2011-08-07 07:18:45 +0900

Fiber の実装を getcontext/swapcontext を利用するかどうかを HAVE_SETCONTEXT とその他プラットフォームによって切り替えていましたが、DragonFly BSD の x64 では getcontext(3) がない(setcontext(3) はある?)そうなので HAVE_GETCONTEXT をチェックに追加しています。というか実は setcontext(3) は使っていなくて、makecontext/getcontext/swapcontext を使っているので HAVE_SETCONTEXT で代表していたというのも妙な感じですね。

ktsj:r32876 2011-08-07 14:13:02 +0900

拡張ライブラリ objspace の ObjectSpace.memsize_of 等の rdoc 用コメントの typo を修正しています。

naruse:r32878 2011-08-07 15:38:36 +0900

Digest で SHA384_Final() という関数のかわりに SHA512_Final という関数を呼ぶようにマクロが定義されているのですが、DragonFly BSD ではそのまま SHA384_Final を利用するようにしています。