ruby-trunk-changes r33170 - r33180

nagachika:r33170 2011-09-03 18:46:51 +0900

SizedQueue#max= でキューの要素数の上限値をセットする時に負の数や0を渡されたら例外を発生させるようにしています。また SizedQueue のテストの追加。 [ruby-dev:44449] [Bug #5259]

nobu:r33171 2011-09-03 23:52:18 +0900

ARGF もその(ARGF.binmode でバイナリモードを指定しなければ)プラットフォームのデフォルトの改行コードの変換で(テキストモードで) open するようにしています。 [ruby-core:39234] [Bug #5268]

nobu:r33172 2011-09-03 23:54:14 +0900

ext/io/console/console.c にて TIOCSWINSZ が定義されている時しか利用されない変数の宣言を #if defined TIOCSWINSZ でくくっています。

nobu:r33173 2011-09-03 23:55:20 +0900

configure.in の変更で、mingw の環境でコンパイラbinutils のツール類の prefix の名前を CC から取得するようにしているようです。通常は host_alias から取得しているようです。

nobu:r33174 2011-09-03 23:56:26 +0900

SolarisGNU/Hurd で SIZEOF_STRUCT_DIRENT_TOO_SMALL というマクロを定義していたのですが、プラットフォームからの決め打ちするのはやめて、configure で実際に struct dirent の d_name のサイズを計算して 256 未満だったら定義するようにしています。ちなみに ruby は d_name が 256 byte 以上ないといけないようで、このマクロが定義されていたら無理矢理このサイズを確保した共用体を利用するようにしているようです。

nobu:r33175 2011-09-04 00:11:53 +0900

定数の再代入をしようとした時に警告メッセージが出力されますが、そのメッセージにその定数が初期化された位置(ファイル名と行番号)を表示するようにしています。久々のコア部分の新機能ですね。

svn:r33176 2011-09-04 00:11:57 +0900

version.h の日付更新。

ktsj:r33177 2011-09-04 00:54:44 +0900

r33153 で Windows 環境では skip されたテストと同様のテストを Fiber を使ったテストで書いています。あちらは Win32OLE が Thread#initialize を書き換えることが原因だったので Fiber を使っているのでこっちは大丈夫のはず。