ruby-trunk-changes r33797 - r33804

naruse:r33797 2011-11-20 22:44:11 +0900

正規表現Unicodeプロパティ名 /\p{Other_Default_Ignorable_Code_Point}/ を使うと SyntaxError 例外になる不具合を修正しています。プロパティ名の最大長のマクロ定義が1つ足りなかったのが理由でした。 [ruby-dev:44894] [Bug #5652]

nobu:r33798 2011-11-20 23:02:02 +0900

64bit 環境での ext/tk/tkutil/tkutil.c のコンパイル時の警告除去のため、変数の型を修正しています。

nobu:r33799 2011-11-20 23:05:44 +0900

インデントの修正のみ。

nobu:r33800 2011-11-20 23:19:04 +0900

ext/tk/tkutil/tkutil.c の警告除去のためもうひとつ構造体のメンバの型を変更。

nobu:r33801 2011-11-20 23:22:44 +0900

ext/extmk.rb で拡張ライブラリのソースファイルに追加があったら Makefile を再出力するようにしています。これまでテスト用の拡張ライブラリが追加になった時などうまくリビルドされなくてエラーになることがあったりしましたが、それが解消されるのかも。 またそれをサポートするために mkmf.rb の生成する Makefile に ORIG_SRC という定数の定義を追加しています。$src の指定によらずソースディレクトリに存在するソースファイルを glob で集めたものを格納しているようです。

svn:r33803 2011-11-21 00:19:33 +0900

version.h の日付更新。

naruse:r33804 2011-11-21 06:17:57 +0900

Fiber#resume や Fiber#transfer の呼び出しがその同じ Fiber 内で実行された場合に、Fiber の切り替え処理をスキップして単に引数の値を返すだけにしています。 FreeBSD 9 で Fiber のテストが SEGV するのを回避しているそうです。