ruby-trunk-changes r35227 - r35239

今日は Net::FTP#close の処理の修正がありました。

naruse:r35227 2012-04-04 04:24:30 +0900

Net::FTP#close でソケットをいきなり close するのでなく書き込み側を shutdown(2) で切断を通知して、1秒のタイムアウト付きで peer の切断を確認して(read してみて)から閉じるようにしています。
また BufferedSocket での一度の読み込みサイズを BUFSIZ から Net::FTP::DEFAULT_BLOCKSIZE に変更しています。

svn:r35228 2012-04-04 04:24:35 +0900

version.h の日付更新。

naruse:r35229 2012-04-04 04:30:10 +0900

open-uri のテストの後始末で IO#close を呼ぶところで変数の nil チェックと既に close 済みでないかのチェックを追加しています。

naruse:r35230 2012-04-04 10:33:58 +0900

r35227 で追加した Net::FTP#close での shutdown と read からの例外を無視するようにしています。また read するときのタイムアウトを 3秒に増やしています。

nobu:r35234 2012-04-04 12:21:43 +0900

r35183 でキャストすべき変数名を間違えていたのを修正しています。

nobu:r35235 2012-04-04 13:01:05 +0900

そして、そもそも r35234 でキャストして代入していた変数は未使用だったので削除しています。

naruse:r35236 2012-04-04 13:10:58 +0900

Net::FTP#close で read_timeout を 3 に設定するようになったので、close 後に元の設定に戻すようにしています。

naruse:r35237 2012-04-04 16:58:19 +0900

open-uri のテストで WEBrick のプロキシサーバを利用しているとこで WEBrick::HTTPProxyServer#start を呼んでからテスト用のファイルが準備されるまで待つために sleep 0.5 を追加しています。また未使用の変数の削除など。

naruse:r35239 2012-04-04 21:49:12 +0900

同じく open-uri のテストでファイルを用意してそれを WEBrick 経由で読ませていたのを mount_proc を使ってファイルではなく直接 WEBrick のプロセスからレスポンスを返させるようにすることで sleep で待つ必要をなくしています。