ruby-trunk-changes r35389 - r35399

naruse:r35389 2012-04-19 08:14:26 +0900

rubygems のテストで Gem::Security::OPT[:trust_dir] が Gem.user_home に依存して決まっていて、テスト用の Gem.user_home が setup で設定されるので 更新するようにしています。また teardown で Gem.user_home が戻るとそれに合わせて Gem::Security::OPT[:trust_dir] も戻すように書いていますが、今 Gem.user_home を復旧していないので実際には戻ってないとのこと。

svn:r35390 2012-04-19 08:14:29 +0900

version.h の日付更新。

drbrain:r35391 2012-04-19 08:48:27 +0900

IO#read や sysread, readpartial など の read 系のメソッドで第2引数に読み込んだ内容を格納する String オブジェクトを渡すと、元々長い String でも読んだ内容で truncate されるということを rdoc に追記して、テストも追加しています。 [ruby-core:44314] [Bug #6285]

drbrain:r35392 2012-04-19 08:59:22 +0900

Curses::Window#nodelay= の rdoc のサンプルコードのメソッド名に "=" が含まれてなかったのを修正。また rdoc の説明を改善しています。

drbrain:r35393 2012-04-19 09:35:32 +0900

Random.new や srand の引数を省略した時の seed について rdoc には 0 を使うと書かれていましたが Random.new_seed を利用しているので、rdoc を修正しています。seed を固定してしまうと同じ乱数列ができてしまいますからね。 [ruby-core:44428] [Bug #6313]

nobu:r35394 2012-04-19 09:38:11 +0900

ChangeLog の不要な空白文字削除。

nobu:r35395 2012-04-19 09:40:00 +0900

Windows プラットフォームで ordinal entry をもつ DLL のロードのテストでは mingw 版の時に -Wl,--out-implib を指定しないとビルドエラーになっていたので修正。 [ruby-core:44441][Bug #6320]

naruse:r35396 2012-04-19 11:49:48 +0900

r35391 で追加した IO のテストで pipe() というヘルパーメソッドを使うと別々のスレッドでパイプの読み書きがされるので、IO#read_nonbock がタイミングによってエラーになるので、with_pipe() を使って書き込みと読み込みを順に実行するようにしています。

naruse:r35397 2012-04-19 12:21:23 +0900

jsonエンコードのテストでも GC.stress = true 状態で実行するものを GC 時間低減のため子プロセスで実行するようにしています。

nobu:r35399 2012-04-19 16:33:55 +0900

Time#strftime で %Z 指示子の時の符号の付けかたを変更しています。
r35377 での変更は revert されています。 [ruby-core:44447][Bug #6323]