ruby-trunk-changes r35927 - r35934

今日も Process の exec や spawn の実装のリファクタリングなどでした。本当はあと12コミットほどあるのですが、rubysvn リポジトリも含むサーバ群がメンテナンスのため繋がらない状態になっていて、更新用ツールが使えないのでとりあえず今日は昨夜更新後に読んでいたものだけで更新します。続きはまとめて明日の更新にします。

akr:r35927 2012-06-05 23:53:31 +0900

exec の引数の条件などを格納する構造体 rb_exec_arg でコマンドラインに空白やメタキャラクタが含まれていて shell を経由する時と直接 exec できる時の情報を union を使って分けて持つようにリファクタリングしています。

akr:r35928 2012-06-06 00:24:32 +0900

Process.exec などのコマンドの情報を構造体 rb_exec_arg に格納しているのに引数として取り回していたところを、引数や戻り値を削除するリファクタリングをしています。

svn:r35929 2012-06-06 00:24:37 +0900

version.h の日付更新。

akr:r35930 2012-06-06 00:31:39 +0900

process.c の async-signal-safe な関数のチェック用コメントの更新をしています。

akr:r35931 2012-06-06 04:59:43 +0900

process.c の rb_spawn_process() で prog という変数はプラットフォームに依存して利用するようになったので宣言を #ifdef の中に移動しています。

naruse:r35932 2012-06-06 05:10:50 +0900

IO.copy_stream を Socket についてテストしている test_copy_stream_socket という大きなメソッドを 7つに分割しています。

akr:r35933 2012-06-06 05:29:15 +0900

Process の exec などのコマンドラインの引数などを解析する処理で、コマンドラインを分割する処理をするかどうか(シェルを介するかどうか)を判定する条件を少し変更しています。

usa:r35934 2012-06-06 09:46:12 +0900

r35901 で dl のテストの require を修正したものに typo があったので再修正。