ruby-trunk-changes r36247 - r36254

今日は trunk はテストの修正と小さなリファクタリングだけでした。
そのかわりというか、Ruby 1.8.7 patchlevel 370 がリリースされています。 [ruby-list:48807]

naruse:r36247 2012-06-29 05:11:19 +0900

make test-all に TESTS 変数で -j オプションを指定して並列動作をした時に rubygems のテストがうまく動かないことがあるそうなのでそのアドホックな対応を Test::Unit 側に入れています。 [ruby-dev:45765] [Bug #6604]

svn:r36248 2012-06-29 05:11:25 +0900

version.h の日付更新。

nobu:r36249 2012-06-29 11:26:46 +0900

rb_check_type() から 組み込みのクラスの型名(T_XXXX に対応する名前)を特定する処理を rb_builtin_type_name() として切り出しています。デバッグ時に使うためとのこと。また builtin_type_name() というまぎらわしい static 関数があったので関数名をこれに合わせて builtin_class_name() に改名しています。

naruse:r36254 2012-06-29 22:12:36 +0900

Syck のテストで Syck::Store を設定する位置をトップレベルから module Syck の内部に移動しています。 defined? の autoload 設定された定数での挙動の対策でしょうか?