ruby-trunk-changes r42673 - r42678

今日は主に Process.clock_gettime のテストやドキュメントの追加/修正や win32ole の 64ビット環境対応でした。

akr:r42673 2013-08-23 22:46:25 +0900

Process.clock_gettime のテストに追加した clock_id のエミュレーションしたものを渡した時のテストケースを追加しています。

nobu:r42674 2013-08-23 23:09:49 +0900

拡張ライブラリ win32ole でメソッドの ID を DISPID なる型の変数で受けていたのを、サイズが小さいかもしれないので ID 型の変数を宣言して使うようにしたり、オーバフローをチェックするようにしています。いずれも 64bit 環境への対処だと思います。

akr:r42675 2013-08-24 10:38:34 +0900

r42647 で Process.clock_gettime の clock_id に渡す Symbol の、エミュレーションによるものを指定するものを XXX_BASED_YYY_ID のような名称に改名しましたが、さらに先頭についている ISO_XXX や SUS_XXX、POSIX_XXX などの接頭語を削っています。

svn:r42676 2013-08-24 10:38:39 +0900

version.h の日付更新。

akr:r42677 2013-08-24 11:01:07 +0900

Process.clock_gettime の rdoc のエミュレーションによる clock_id の説明に利用している関数などの準拠している規格について追記したり、オーバフローについての注意事項を追記したりしています。

akr:r42678 2013-08-24 11:19:41 +0900

Process.clock_gettime の rdoc コメントをさらに修正。 clock_gettime(2) の clock_id の定数のうち CLOCK_REALTIME のみかならず定義されていてその他はオプションであることの説明を追記しています。また Standard Unix Specification の略称 SUS について最初に記述しておいて後の説明部分で SUS という略称を利用するようにしています。