ruby-trunk-changes r42952 - r42962

今日は test/unit の throw についての assertion の追加/修正と Shell::CommandProcessor#find_system_command の修正がありました。

naruse:r42952 2013-09-17 10:38:07 +0900

r28844、r28886、r28887 の Rational#div の変更を revert した r42942 を理由が書いてないとして revert しています。

svn:r42953 2013-09-17 10:38:12 +0900

version.h の日付更新。

tadf:r42954 2013-09-17 10:55:49 +0900

でその r42952 を再度 revert しています。理由の追記は次の r42955 にて。

tadf:r42955 2013-09-17 10:59:52 +0900

r42942 の(そして r42954 の) revert の理由を ChangeLog に追記しています。 inexact な数(Float) で Rational を割った時に結果が Rational になってしまっているが Rational は exact な数なのでこれはおかしいということだそうです。なるほど。

tadf:r42956 2013-09-17 12:01:35 +0900

r42942 の(そして r42954 の) ChangeLog エントリにさらに参照として [ruby-dev:44710] [Bug #5515] のバグチケットの存在について追記しています。

nobu:r42957 2013-09-17 12:18:49 +0900

r42942 の(そして r42954 と r42955 と r42956 と)の ChangeLog エントリのインデント修正のみ。

drbrain:r42958 2013-09-17 12:56:32 +0900

doc/regexp.rdoc でサンプルコードの解説のサンプルコード内のコメントとして欠かれていたのを地の文として書くように修正しています。

nobu:r42959 2013-09-17 15:52:33 +0900

標準添付ライブラリ test/unit の Test::Unit::Assertions#assert_nothing_thrown で渡されたブロックの返した値を assert_nothing_thrown が返すようにしています。

nobu:r42960 2013-09-17 15:53:21 +0900

標準添付ライブラリ test/unit に Test::Unit::Assertions#assert_throw という assertion を追加しています。 MiniTest::Assertions#assert_throws というのも存在するそうですがこれは throw に渡された値を取得できないので別に定義したとのこと。

nobu:r42961 2013-09-17 15:54:04 +0900

標準添付ライブラリ shell の Shell::CommandProcessor#find_system_command というメソッドで実行可能なコマンドを探す際にディレクトリと実行権限のないファイルはスキップするようにしています。 [ruby-core:57235] [Bug #8918]
おおーこんなメソッドがあるの知らなかったです。

nobu:r42962 2013-09-17 21:35:49 +0900

r42961 の Shell::CommandProcessor#find_system_command の修正(変更)についてのテストケースの追加です。 [ruby-core:57235] [Bug #8918]