ruby-trunk-changes r43009 - r43014

今日も主に IO.select の rdoc の追記でした。

akr:r43009 2013-09-22 12:43:14 +0900

昨日の r43003 の続きで IO.select の rdoc 用コメントに更に書き込み可能性チェックの注意点についても追記しています。IO.select で IO が書き込み可能となっても、何 byte 書き込めるかはわからないので、IO#write で複数バイトの文字列を渡すとブロックする可能性があるため、ここでもやはり IO#write_nonblock など non-blocking API の利用がベストであることを記述しています。

svn:r43010 2013-09-22 12:43:23 +0900

version.h の日付更新。

eregon:r43012 2013-09-22 19:01:22 +0900

r42990 のベンチマークでのメソッド定義を require に変えた変更を revert しています。ベンチマークスクリプトは自己完結していないといけないとのこと。 https://github.com/ruby/ruby/pull/393#issuecomment-24861301

ktsj:r43013 2013-09-22 20:37:08 +0900

TracePoint の C API テスト用の拡張ライブラリ ext/-test-/tracepoint/tracepoint.c で static 変数 objects が GC のルートになっていなかったため rb_global_variable で各要素のアドレスを登録して GC されないように保護しています。

ktsj:r43014 2013-09-22 20:57:50 +0900

vm_insnhelper.c の vm_make_proc_with_iseq() 内の rb_bug() のメッセージが古い関数名のままだったので現在の関数名に変更しています。 r42637 の追随とのこと。