ruby-trunk-changes r48917 - r48922

今日も fiddle のビルド関係の修正と、昨日の signal.c の修正の追加修正などがありました。
いよいよ 2.2 のリリースが近付いてきていますが、dl2 の削除による fiddle 移行の条件である libffi の同梱に問題があるらしく(Windows でのビルド関係)、もしかすると dl2 復活かも、という事態らしいです。最近の議論にはとんとついていけてないのですが…。

nobu: r48917 2014-12-22 12:17:36 +0900

拡張ライブラリ fiddle の extconf.rb の再修正。関数などのチェック時に参照するヘッダファイルを最初に探した時のヘッダファイル名と同一にするようにしています。

svn: r48918 2014-12-22 12:17:47 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r48919 2014-12-22 12:42:13 +0900

さらに fiddle の extconf.rb の修正。 LDFLAGS に libruby を追加して ruby が代替を提供する関数などを利用可能にするようにしています。 alloca() などを ruby の実装を利用させるそうです。

nobu: r48920 2014-12-22 14:08:34 +0900

r48910 で signal.c のシグナル名保持の変数をファイルスコープの static 変数に変更した時に、コンパイル時の条件によっては変数が定義されない可能性があったためビルド失敗していたのを修正しています。 [ruby-core:67032] [Bug #10629]

suke: r48921 2014-12-22 21:31:45 +0900

昨日の r48909 と同様に拡張ライブラリ win32ole の WIN32OLE_EVENT のテストを ADO がなくても実施できるものは実施するように移動しています。

svn: r48922 2014-12-22 21:31:59 +0900

r48921 の行末の空白除去。