今日も拡張ライブラリで配列が WB-unprotected になるのをふせぐ変更などがありました。
nobu: r52453 2015-11-05 10:09:17 +0900
r52447 や r52448 の続きで拡張ライブラリ bigdecimal, date, dbm, gdbm, sdbm, fiddle, openssl, psych, readline, socket, tk などで配列の特定の位置の要素にアクセスするのに RARRAY_CONST_PTR() を使っていたのを RARRAY_AREF() マクロを利用するように修正しています。 https://github.com/ruby/ruby/commit/3553a86#commitcomment-14187670
svn: r52454 2015-11-05 10:09:33 +0900
version.h の日付更新。
nobu: r52455 2015-11-05 10:15:45 +0900
r52453 のさらに続きで拡張ライブラリ tk で RARRAY_AREF() マクロが未定義の場合の代替を定義するようにしています。
nobu: r52456 2015-11-05 10:17:19 +0900
さらに r52453 の続きで拡張ライブラリ socket と tk で RUBY_PTR() を使って配列の要素を上書きしているところを RARRAY_ASET() を利用するようにして WriteBarrier を考慮して WB-unprotected にならないようにしています。
nobu: r52457 2015-11-05 10:24:18 +0900
obj.?meth 記法の追加によって増えた parse.y のトークン DOTQ の判定マクロ CALL_Q_P() を追加するリファクタリングです。
nobu: r52458 2015-11-05 13:04:00 +0900
symbol.c で定義している予約語のトークン や id.c.tmpl で定義する組み込みの Symbol の ID などを defs/id.def から自動生成するようにしています。