ruby-trunk-changes r56074 - r56078

今日は Time.mktime などで subsec を指定した時などの GC のマーク漏れの修正などがありました。

hsbt: r56074 2016-09-06 09:23:12 +0900

r56072 の rdoc の upstream からのマージのうち gemspec ファイルは revert して installer.rb でのインストールに特化した内容に変更しています。

svn: r56075 2016-09-06 09:23:13 +0900

version.h の日付更新。

usa: r56076 2016-09-06 10:21:54 +0900

time.c の obj2subsecx() という関数で最適化による GC マーク漏れからの保護のための RB_GC_GUARD() を追加しています。

nobu: r56077 2016-09-06 12:03:35 +0900

common.mk の ext/date/zonetab.h のルールで起動する submake に渡す変数の top_srcdir と VPATH の "../" が多すきたのを修正しています。

nobu: r56078 2016-09-06 12:10:43 +0900

common.mk の ext/socket/constdefs.c の生成ルールでも submake に渡す top_srcdir と VPATH の修正と、common.mk で明示的にターゲットを書いていたのを ext/socket/depend にデフォルトターゲットの依存関係として追加するしています。
ext/socket の内容が common.mk にあるんだっけ、と思ったら r53430 でシステムの定数を元に自動生成するファイルのルールでした。