今日は Unicode の casemap 対応つきの String#casecmp?, Symbol#casecmp? というメソッドの追加などがありました。
nobu: r56908 2016-11-28 11:02:40 +0900
Ruby VM の命令列のコンパイル時の peephole 最適化に newarray, duparray, expandarray, concatarray, splatarray などのスタックトップに Array を置く命令の直後に splatarray 命令があったら不要なので splatarray 命令を削る最適化を追加しています。
svn: r56909 2016-11-28 11:02:41 +0900
version.h の日付更新。
usa: r56910 2016-11-28 12:14:07 +0900
Net::FTP の TLS 対応のテストで accept が完了してから close するようにするために sleep を追加しています。
nobu: r56911 2016-11-28 12:48:34 +0900
insns.def の checkmatch 命令のコードでインデックス用の変数の型を int から long に変更して overflow 対策しています。
duerst: r56912 2016-11-28 17:37:32 +0900
Unicode の casemap を考慮した上で大文字小文字を無視した比較を行う String#casecmp? と Symbol#casecmp? メソッドを追加しています。 [ruby-core:77375] [Feature #12786]
nobu: r56913 2016-11-28 18:37:19 +0900
r56912 で追加した String#casecmp? の rdoc 用コメントが正しい関数につくように static 関数の prototype 宣言を移動しています。
usa: r56914 2016-11-28 19:17:03 +0900
r56910 の Net::FTP の TLS 対応のテストに sleep を追加したのは効かなかったみたいで accept を呼んでるほうの Thread で SystemCallError と IOError の例外を捕捉して無視するようにして対処しています。
