ruby-trunk-changes r61486 - r61495

今日は NEWS ファイルのリセットや rubyspec の C API テストの修正などがありました。

kazu: r61486 2017-12-26 20:35:48 +0900

NEWS ファイルを doc/NEWS-2.5.0 に移動しています。

kazu: r61487 2017-12-26 20:36:07 +0900

r61486 に続いて 2.6系向けの NEWS ファイルを追加しています。

kazu: r61488 2017-12-27 09:04:30 +0900

String#downcase の rdoc 用コメントの typo 修正。

svn: r61489 2017-12-27 09:04:30 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r61490 2017-12-27 10:26:22 +0900

tool/fake.rb で RbConfig::CONFIG と RbConfig::MAKEFILE_CONFIG の "libdir" キーに builddir を格納しておくようにしています。rubyspec の C API のテスト時に libruby をリンクできるようにするためだそうです。

nobu: r61491 2017-12-27 10:58:18 +0900

rubyspec の C API テスト用の helper で libruby.so のチェック部分を書き換えて File.exists? せず File.mtime だけして Errno::ENOENT を無視するように書き換え、File.mtime の結果を変数に受けて繰り返し呼ばないようにしています。

nobu: r61492 2017-12-27 11:55:15 +0900

r61483 で eval 内で __FILE__ と __LINE__ が参照されてたら警告する処理をリファクタリングして eval_string_with_cref() 内から eval_make_iseq() 内に移動しています。

nobu: r61493 2017-12-27 11:55:16 +0900

r61492 の続き? eval_string_with_cref() から rb_cref_t * を使う部分を残して VALUE scope を使う部分を eval_string_with_scope() という関数に切り出して呼び元の eval_string() で scope の有無で分岐して呼び分けるようにしています。

nobu: r61494 2017-12-27 12:00:30 +0900

r61492 と r61493 の続きで eval_string() も削除してさらにその呼び元で eval_string_with_cref() と eval_string_with_scope() を呼び分けるようにしています。

nobu: r61495 2017-12-27 16:28:32 +0900

r61491 の再修正? rubyspec の C API テスト用 helper で libruby.so を探すのは RbConfig::CONFIG["ENABLE_SHARED"] が "yes" に設定されている時だけにしています。