ruby-trunk-changes r63055 - r63062

今日は標準添付ライブラリ rexml の不具合修正、Kernel#warn のキーワード引数 uplevel が不正だった時の出力の修正などがありました。

nobu: r63055 2018-04-01 22:02:11 +0900

r63054 の続きで Kiritimati のタイムゾーンのテストを追加しています。 [ruby-core:86417] [Bug #14655]

nobu: r63056 2018-04-01 22:16:14 +0900

r63055 のさらに続きで Lisbon のタイムゾーンのテストを追加しています。 [ruby-core:86417] [Bug #14655]

kou: r63057 2018-04-02 01:17:52 +0900

標準添付ライブラリ rexml の following_siblings という xpath の機能の修正らしいです。チケットみてもテストみてもどこがこけてたのかはわからないけど。 [ruby-core:86098] [Bug #14600]

svn: r63058 2018-04-02 01:17:53 +0900

version.h の日付更新。

nobu: r63059 2018-04-02 12:30:30 +0900

標準添付ライブラリ uriURI.hierarchical? メソッドの rdoc 用コメントの typo 修正。 https://github.com/ruby/ruby/pull/1851

nobu: r63060 2018-04-02 13:20:07 +0900

rubygems のテストで $LOADED_FEATURES を弄って巻き戻していたところで、lib/rubygems の配下のファイルは削らないようにしています。 https://github.com/rubygems/rubygems/pull/2261

nobu: r63061 2018-04-02 13:44:35 +0900

標準添付ライブラリ mkmf.rb で ruby.h がみつからなかった時のエラーメッセージに ruby-dev とか ruby-devel などの開発用パッケージがいるかもというヒントも表示するようにしています。 [ruby-core:86421] [Feature #14656]

nobu: r63062 2018-04-02 20:39:10 +0900

Kernel#warn にキーワード引数 uplevel を指定していて、その数ぶんスタックフレームを巻き戻した位置が取れなかった場合に警告メッセージの先頭に "warning: " という prefix がつかなかったのを修正しています。